Home

2005年度
恐竜時代の生き物たち研究隊 
日時 11月6日(日) 13:30〜15:30

場所 博物館実習室

尾羽竜

真鍋 真先生国立科学博物館)の講演と実習

● 恐竜博2005と最新恐竜学(ここ6ヶ月の新発見)
   「スーは雄か雌か」「ティラノサウルスに羽毛はあった?」など
● 実習:ニワトリの骨について
● 実習:恐竜の骨について

北九州の生き物発見講座とジュニア博物講座のメンバー、シーダーの皆さんも参加しました。


 真鍋 真先生の講演

恐竜博2005をどのように計画したか。 ティラノサウルスやその他の恐竜の最新情報
スーは雄か雌か?

ティラノサウルスに羽毛はあった?

ティラノサウルスはトリケラトプスを襲って食べることができたか?

鳥類の起源はどこか?

ここ6ヶ月の最新研究を○×クイズも交えて紹介していただきました。

 ニワトリの骨の実習

先ずは自分たちの持って来た骨を目をつぶって触ってみました。
目で見るとともに,さわって形を理解するのも,『観察』の重要な方法です。
自分が持ってきた骨が,何処の部分の骨か,ニワトリの交連骨格を使って調べてみました。

 恐竜の骨の実習

恐竜の部分骨(アメリカ、サウスダコタ州産白亜紀後期)のレプリカを持って展示室へ。 部分骨のレプリカと展示室の恐竜のレプリカを比べて、どの骨か、どの種類の恐竜かを調べました。
骨の化石は折れて見つかることの方が多いので,注意が必要です。 展示室に同じ形,同じ大きさのものがあるわけではありません。
真鍋先生に展示室で観察のポイントなどを教えていただきました。
鶏の実習では,骨の持ち主がニワトリであることがわかっていました.しかし,実際の化石発掘では,どの動物のどんな骨が出てくるか判りません.まず,体のどこの部分の骨かを明らかにします.それが上腕骨であれば,そのような特徴を持った上腕骨はどんな動物であるのかを探して行きます。
写真はシーダーの花田さん撮影によるものです)

(北九州市立自然史・歴史博物館 IT広域ミュージアムスクール)